■「まずは借金を止めるんが先や!制度変えるだけでイッパイイ ...

橋下知事ネタが三部作的に続きますが、何卒ご容赦ください。
今週の土曜日(2月6日)で就任2年になる橋下大阪府知事ですが、昨年同様、共同記者会見が2日に行われました。その様子をご覧ください。この2年を振り返っての感想は?
知事:「早いか長いか、私には分からない。分からないまま走っている感じだ。府庁改革で、組織は相当変わった。私の考えを忖度して、そちらの方向に動いてくれるようになった。当初に比べれば、私がどういう人間か、周りの"マネジャー部隊"は何となく分かってくれるようになったと思う。尤も、100%の理解ではない。」次の2年の抱負は何か?
知事:「1年目はとにかく出血を止めて、2年目は今までの施設の枠組み、統廃合を含めていろんな制度改変を組み込んだので、それを実施することで精いっぱいだった。府立国際児童文学館の廃止問題や大阪センチュリー交響楽団の補助金削減などだ。3年目はやっと積極的な政策にお金を使えるようになった。高校の授業料で公立と私立を対等な形で競争させて、大阪に住めば公立でも私立でも行けますよという環境を作ることに全力を注ぎたい」とは言え、税収が厳しい。財源をどうするのか?
知事:「府庁が歳入を確保して自立的な運営をするには、国と地方の関係を変えて、地方に課税自主権を完全に与える形にしないと無理だ。今後多額の含み損が赤字となって顕在化する"りんくうタウン"の問題も、就任前に予算書を見た中で『これは飛ばしじゃないか』とすぐに見つけることができた。こういう負債が将来出てくる時に備えないといけない。当面は引当金をどんどん積んでいくしかない。ほかに埋め込まれている爆弾がいくつあるか・・・とにかく借金を止めることをやり続けるしかない。でも行政に引き当ての概念がない。これは衝撃だった。行政としては言い訳があって、議会からの歳出圧力が強いわけではない。(歳入を)貯めてどうするのか?全部使うというのが行政の文化であり、同時に議会の責任でもある」職員の退職金の財源に充てる借金「退職手当債」を発行するのか?
知事:「基本的には発行しない方向でいく。私が府庁に入って一番やらなければいけないのは、将来世代にツケを残していたのをできる限り食い止める事だ。それをこの2年やってきたと思う」2期目もやるという意気込みはあるのか?
知事:「まだ2年しかしていないのに、2期目のことを途中で言うのは恥ずかしい。その時私がどうなっているか分からない。来週スキャンダルまみれになっているかもしれない」今夏は参院選を控えているが、選挙を重視する知事にとって重要ではないのか?
知事:「民主党が安定政権を取るかどうかの選挙であって、地方が何か言えるような環境になる選挙ではないと思う」大阪府と大阪市の再編を旗印に新たな政治グループを公募して結成するそうだが、これは政党ではないのか?
知事:「政党助成法上の党は難しい。同調してくれる人とやっていこうという事で、組織にはなじまないと思う。府議会、市議会で自分達の自治体を解散することに1票投じてくれる人が出てくるかどうか・・・大阪府と大阪市は無駄が多すぎる。体育館、プール、図書館、何から何までそれぞれ造って、本当におかしい。大阪だけではなくて、関西の発展も阻害している。なぜ平松大阪市長はそこを分かってくれないのか?(平松市長には)もっと大阪全体のことを考えてもらいたい。」大阪市長になる気はあるのか?
知事:「それもその時になってみないと分からない。しかし、やりがいはあるだろう。大阪市ではやりたい事が山ほどある。中田宏・前横浜市長になってもらいたいんだが・・・」知事のやりがいは何か?
知事:「不満だらけだった大阪が、少しでも自分の思うように動く、という事ぐらいだろうか。細かな事でも変えているのが、唯一の喜びになる。」☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* 内容を見る限り、首長連合のように志を同じくする者同士の集合体が今回言われている「政治グループ」のイメージでしょうか。少数精鋭になるか、あるいは全国から続々と賛同者が名乗りを上げるのか、これは今後の展開次第ですね。そう言えば首長連合も民主政権に変わってから、目立った動きが見られませんね。この役割は政権交代で事実上の終焉、という事なのでしょうか。 それにしても、事ある毎に平松市長と知事は揉めてますね。府庁移転問題の時も最初はそうでしたが、単に平松市長の腰が重いだけなのか、知事の行動が速すぎるのか・・・ただ府と市を合併してその先をどうするのか、またメリット、デメリットはどうなのか、市長にとって分かり辛いのかもしれません。かく言う私も分かってませんが、最終的には関西州への足掛りになるのでしょうけどね。★お断り:本内容は2010年2月3日付朝日新聞記事を引用しつつ、自身の想いを盛り込みました。